Project

リストレジデンス用賀

竣工:2016年12月

敷地面積:1,638.51㎡

建築面積:873.40㎡

床面積:4,179.15㎡

 土地の美しさを継承しながら、
更なる新しい価値を創り出す

01シンボリックな土地を生かし、新しい価値を提示する

世田谷用賀は、名だたる邸宅街の中心に位置しています。その中でも「リストレジデンス用賀」が立つこの地は、用賀のメインストリートに位置すること、水の軸(谷沢川の桜並木)とみどりの軸(神学院下の桜並木)というふたつの桜並木を両手に抱える特別感など、様々な観点からシンボリックな地「キープレイス」であると私たちは考えました。この地から真の世田谷住宅が生まれるポテンシャルを感じ、建築テーマには「プレミアムクロス」を掲げました。街並景観としての美しさ、邸宅感を醸すフォルム、そして住まう方々の深い満足感を熟考させていただきました。意匠はもちろん建築全体として一線を画する上質さを追求し、様々な仕掛けと共に細部まで丁寧に創り込みました。華美に装飾するのではなく、「世田谷らしい。それでいて新しい。」という用賀における新しい邸宅の価値の提示を目指しています。

02世田谷の景観を繋ぎ、質の高い新しい風景を創る

三方角地に構える「リストレジデンス用賀」は角度によって魅せる顔があります。街のメインストリートに対するシンボリックな顔と、大きな空を望むレジデンシャルな顔。細部にまで設計意匠にこだわり、それぞれの角度に見せ場を演出しています。末永く愛される飽きのこないシンプルな佇まいを意識しながらも、住まう人が誇れるような重厚感のあるマテリアルにこだわりました。街から邸へ、ひとつながりの緑景を生むため、道路から建物の間には奥行きを感じる緑地帯を確保。年間を通して緑を絶やさず四季を感じさせる植栽を意識し、緑景は共同空間からも楽しむことができます。住戸へ向かう各階にも緑の潤いを加えています。単に景観を繋ぐだけではなく、世田谷の美意識を継承しながら、街並みに新しい風景を創り出します。

03公から私へ、奥へ進むごとに安堵が深まるもてなしの空間

邸の奥へと歩を進めると、思わず見惚れる美しいシーンが繰り返し現れます。その象徴となるのは、大きな開口部の向こうに庭園を望むラウンジです。ピロティ形状の車寄せや期待感を高める照明計画、美術館を思わせるアートワークなど、住まう方々に対する、おもてなしの心を幾重にも重ねたコモンスペースとなりました。「リストレジデンス用賀」が誇るグリーンスケープの豊かさを最大限に感じて頂けるよう、各階の共用廊下にも植栽を設置しています。また、日々の暮らしが晴れやかな空と陽光の輝きで満ちたものであるように全邸、低層の住宅が広がる南西向きの住戸レイアウトにこだわりました。大いなる開放を、室内からはもちろん、セカンドリビングとなるバルコニーからでも思う存分満喫できるようになっています。

プロジェクト事例
(設計部門)Case Study Projects

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